キャンプやバーベキューにもおすすめ🥩 調理用石州瓦「鬼岩」で、お肉やお餅が美味しく焼けますよ!

調理用石州瓦「鬼岩」取材

高さ15メートルの不思議な形をした大きな岩は島根県の天然記念物ですが「鬼村の鬼岩」として日本遺産の「石見の火山が伝える悠久の歴史」構成文化財に認定されました。
認定登録を記念し、老舗石州瓦メーカー「亀谷窯業」と共同開発。
鬼村限定の調理用石州瓦が完成しました。
今回は、大屋町でそのお披露目があり、参加してきました。

調理用石州瓦「鬼岩」とは?

調理用石州瓦「鬼岩」

調理用瓦と言えば山口県の瓦そば?という人も多いかもしれませんが、どちらかと言えば保温できる器のイメージです。
今回開発した、調理用石州瓦「鬼岩」は直火用でしっかりその上で肉や野菜、おもちまで焼けます!

調理用石州瓦「鬼岩」
この調理用石州瓦の特徴は主に3点あります。

  • 煙が少ない
  • 肉や野菜がおいしい
  • 焦げにくいので洗い物が楽

家庭用ガスコンロ、カセットコンロや炭火などで使えますが驚くのは煙の少なさ。
火と油が直接接触しないため、屋内でも気兼ねなく使えます。
調理用瓦を文化祭に来た大勢の人に紹介しようと、室内にたくさんのカセットコンロが並んでいましたが煙が充満するようなことはありませんでした。

調理用石州瓦「鬼岩」

そして遠赤外線効果でゆっくり火が通るため肉もふっくら焼けます。
水分が蒸発しにくいため野菜も焦げ付かず、保温性もあるので美味しく食べられます!
焦げ付きにくいため洗うのもラク。
石州瓦ならではの高温焼成で耐久性があり、検査により原料も有害物質の含有がないことが証明されています。

調理用石州瓦「鬼岩」

カセットコンロの上に黒光りする瓦には名前の由来、「鬼村の鬼岩」の姿と「鬼岩」の字があしらわれていました。

調理石州瓦「鬼岩」名前の由来にもなっている鬼村地区について

鬼岩

調理用石州瓦は「鬼岩」という名前が付けられています。
由来は島根県大田市大屋町、鬼村地区にある鬼岩とよばれる鬼が運んできたという伝説が残っている奇岩。
山道に突如現れる大きな岩は迫力があり、島根県の天然記念物にもなっています。

山あいの道を看板に従って進んでいくと、川沿いの道の先に突如大きな岩が出現!
地域のシンボルとなっている高さ約15メートルの「鬼岩」です。

この地区はかつて石膏が算出される「鬼村鉱山」でした。
鬼岩のある周辺の岩盤は約2,000万年前の海底火山が噴火してできたものです。
岩石には塩類を多く含みこの地層と鬼岩はつながっています。
山の上の石が落ちてできたものではありません。
岩は凝灰岩で、浸食されてできた穴に鬼が指をかけて運んだという伝説が残っています。
23年秋には日野正平さんが自転車で訪れています。

また鬼岩の前には高さ約60センチの「鬼岩の願い像」と名付けた石像が鎮座。
地元住民らが企画し、大田市内で採れる福光石を削り、鬼岩の前に設置しました。
突き出した右手は来訪者にパワーを与えたいとの思いを込めているということです。

水が使えない場所や下水道設備がない地域でも使えるバイオトイレも設置してあります。
秋になると流れる川の両側には彼岸花が群生し訪れる人の目を楽しませています。

様々な工夫で地域を盛り上げようと住民ら自ら市内のイベントなどにも出店して「鬼岩」の紹介をしています。
明るくて元気な笑顔が印象的なふるさとおにむらづくり実行委員会の皆さん。
こちらも元気をもらったような気がします。

調理用石州瓦「鬼岩」のお買い求めはこちら

・道の駅ロード銀山
島根県大田市久手町刺鹿刺鹿1945-1
・道の駅ごいせ仁摩
島根県大田市仁摩町大国42-1

調理用石州瓦「鬼岩」について

ふるさとおにむらつくり実行委員会について

地元の日本遺産「鬼村の鬼岩」の魅力と認知度を高めるため大田市日本遺産推進協議会と連携し、鬼村公園の整備やQRコード付きの案内看板の設置、バイオトイレの整備などを行っています。

鬼岩の場所について

住所:島根県大田市大屋町鬼村

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