大田市温泉津町井田地区に知る人ぞ知る!!大人気の美味しい焼肉のたれを作っているところがあるらしい😊という噂を聞き、取材へ行ってきました♪
実際にお話を伺うと、井田地区として色々な取り組みをされていることもわかりましたよ✨
元々は、井田地区和牛婦人会がお礼のお返しに作っていた自家製のたれ

いただき物の野菜のお返しにと、井田地区和牛婦人会が自家製で焼肉のたれを作り、配っていたのがはじまりです。
それが美味しいと評判となり、和牛婦人会が試行錯誤アレンジを加え、商品化につながりました。
 その後、この焼き肉のたれなどを販売するため「企業組合井田屋」という法人を有志で立ち上げました。
 (後半では、「企業組合井田屋」でのその他の取り組みもご紹介します!)
焼き肉のたれの種類は全部で3種類!
焼き肉のたれの種類は全部で3種類あります。

 ・プレーン
 地元産の材料を使った手作り味噌をベースにしてます。
 すりおろした生ニンニク・ショウガ、地元産の醤油などを合わせて仕上げています。

 ・辛口
 プレーンに赤山椒と唐辛子をプラス。ほどよい辛さと香りを楽しめます。

 ・鬼辛
 名前通りかなり辛い!!山椒の痺れる感じがあとからやってきて、病みつきになる人も続出!
原材料は、ほとんど地元のものを使っています。
 使用する味噌は、何年か熟成させたものを使っているため深い風味。
 焼き肉のほか野菜炒め、冷奴などにも合います。
 炊き込みご飯の味付けにも使えてイベントでは参加者に好評でした。
 アイディア次第でまだまだメニューが広がりそうです。
製造しているところを少し見せていただきました。

製造場所は環境を整えた旧井田小学校の井田まちづくりセンター内。
 建物に入ったとたんに食欲をそそる香りが充満しています。
 この香りだけでもう美味しそう!
 地元在住メンバーが集まり、慣れた手つきで製造から瓶詰、ラベル貼りや梱包まで
 手作業でひとつひとつ丁寧に仕上げていきます。
 ワイワイと声をかけながらの作業の様子でチームワークの良さが伝わってきます。

紹介チラシ。英語表記もあります。
井田屋焼肉のたれ 販売場所について
・道の駅ごいせ仁摩
 ・道の駅ロード銀山
 ・道の駅サンピコ江津
 ・井田まちづくりセンター
道の駅での販売のほか、地域の文化祭などのイベントなどにも出店されることもあるそうです。ただし、イベント販売の際は、あっという間に無くなってしまう人気商品です😊
「企業組合井田屋」の取り組みについて
井田地区では水稲(井田米)と特産品のメロンやレタスなど畜産との複合経営を行っている農家もあり、焼き肉のたれのほか、竹細工など地域住民で稼ぐ仕組み作りに取り組んでいます。
 「自立する井田」を目指し、任意団体だった井田自治会より活動の幅を広げています。
 地域の過疎化・高齢化は進んでいますが、「子どもからお年寄りまで健康で楽しく住み続けられるふるさと井田」を目指して様々な事業に取り組んでいます。
地元の美味しい定食を提供する地域食堂(月2回開店)

焼肉のたれの製造・販売のほかに月2回、「地域食堂井田屋」が開店。
 ここでも井田地域で採れた産品をつかった定食を提供しています。
 地元の女性が協力して調理を担当していますが美味しいと評判。
 明るい雰囲気で、食事だけでなく、久しぶりに会う人との会話を楽しみに来られる人も多いようです。

サブスクタクシーの運営も🚙
また井田地域は「井田いきいきタクシー」の運営にも取り組んでいます。
 車のないお年寄りなど、買い物や通院などで利用されています。
 料金は月定額のサブスクになっています。
 ※サブスク(サブスクリクション)とは…定額料金で一定期間、商品やサービスを利用できる仕組みのこと。
さて、ここからが少し変わっている取り組みに✨
 タクシーの月料金を賄うため、地域の利用者で軽作業をしてお金を稼いでいるのです。
「井田いきいきタクシー」を利用して地域のみんなが集まる(今のところ月1回とのこと)
 ↓
 県内の中小企業から受託している裁縫などの軽作業をする
 ↓
 タクシー料金を地域の利用者で稼ぐ
みんなで集まって作業するということは、地域の人の交流の場にもなり、家で一人で過ごす方にも元気の源になるのかもしれませんね😀
そして、定額乗り合い地域タクシー事業などの積極的な取り組みの様子は、県外の自治体からも注目されています。
 自治体・交通関係者・広報機関等が視察に多くの人が訪れている今注目の地域です!
幻の調味料を目指して行ってみたら、地域が元気になる活動をしている場所でした😀
 焼肉のたれは、とても美味しいので気になった方はぜひ使ってみてくださいね✨
企業組合井田屋について

公式Instagramで情報発信中です!
 そちらもぜひチェックしてみてくださいね😊
企業組合井田屋
 住所:島根県大田市温泉津町井田ロ255
 TEL:0855-66-0016
 メール:idaya@ginzan-tv.ne.jp
 Instagram:https://www.instagram.com/ida_ikiiki_pj/

