ママとパパ、プレママがくつろげる「にこにこの会」

素敵な人特集

利用しているママだけでなく、みんなが癒されるしあわせ空間「にこにこの会」。運営者の小谷りえさんに、その想いを聞いてきました。

にこにこの会とは

月に一回ほど、10時から15時まで開催されています。時間内ならいつでも自由に出入りOK。
大田市で子育てをするママやパパ、妊婦さんがほっと一息つけるような場所になればと、2018年から開催されています。
たまに赤ちゃんの泣き声が聞こえることもありますが、終始穏やかな雰囲気です。

コミュニティ発足のきっかけ

「赤ちゃん抱っこするだけで癒されるんですよ~」と優しい笑顔が印象的な小谷さん。
ご自身の出産前後に、お母さん同士のコミュニティが無くて困ったそうです。
そこで、行政主導ではなく独自のコミュニティとして「にこにこの会」を発足。
参加したママは、スタッフに赤ちゃんを抱っこしてもらって、ゆっくりお茶を飲んだりご飯を食べたり、ママ同士で話したりとゆったりと過ごしていました。

集まる「ママ」たち

にこにこの会には、かつて「新米ママ」として参加していて、今は大きくなった子どもさんの「先輩ママ」たちも集まってきます。
先輩ママは赤ちゃんを預かって抱っこしたり、集まったお下がりの服を整理したり、ママたちの話を聞いたり。
出産育児の経験者として気持ちがわかるからこそ、子育て真っ最中のママ達には頼りになる存在です。

抱っこ隊

先輩ママたちはただのお手伝いスタッフではありません。
実は発掘スタッフもやりませんかと誘われた「抱っこ隊」。
赤ちゃんを抱っこすることで自分たちも癒されると、今回も何人もの抱っこ隊が活躍されていました。
発掘スタッフも、久々に赤ちゃんを抱っこさせてもらって癒されました😊
最初は遠慮していたママたちも、少々泣かれても動じず喜んで抱っこしている様子を見て安心して寛いでいましたよ。
「いつも抱っこしておろす暇もないので、ありがたいです」と言われた4か月の赤ちゃんのママ。今の時期は本当に大変ですよね。

ゆるく集まる場所

これまではグループラインで連絡を取っていたそうですが、いろんな人に会の活動が届けばと、このほどインスタグラムでの発信を始められました。

グループラインの登録者は70人を超え、子どもが大きくなって参加者でなくなっても退会する人はいないそうです。
その人たちが抱っこ隊や、小谷さんのお手伝いをされています。
他にも、意外と少ないママと赤ちゃんのツーショットをお互いに撮ってグループラインに共有するなど、細かい心配りもされています。

めぐるお下がり

サイズアウトした服やベビー用品の譲渡会「にこふくリレー」も同時開催。
この日も、服だけでなく靴やミルク、紙おむつ、ベビーベットやチャイルドシートなどが和室いっぱいに並べられていました。
昔にくらべ、知り合いにお下がりをもらう機会も少なくなっており、ママたちは真剣に選んでいました。
投稿を見て、ベビーカーを持ってこられる人もおられましたよ。
ここで集まったものはフリーマーケットに出された後、難民救援に役立てられるそうです。

どこでも「にこにこの会」

今回はまちづくりセンターでの開催でしたが、これまでも市内各地赤ちゃん連れがOKの場所に行くこともあったそうです。国立三瓶青少年交流の家もその一つ。
小谷さんは「知らないこともたくさんあるけど、使えるところもあるのでそういうところも紹介したい」と話されていました。

「にこにこの会」について

自分のことを後回しにして息つく暇もなかったり、孤独を感じやすい子育ての時期に、こんなコミュニティがあると、とてもありがたい✨
自分がこうだったから、と意見や考えを押し付ける雰囲気は全くなく、ゆったりと新米ママたちを見守るような活動に人は集まるのかなと感じました。
子どもが大きくなっても、グループライン退会しない人も多いです😊

にこにこの会
開催日時:第3金曜 10:00~15:00 時間内なら出入り自由
参加費:100円
※参加申込不要
Instagram

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