大森町にある石見銀山群言堂本店に行ってきました!
お目当てはここでしか味わえない季節のパフェ。
今回で21作目なんだそうです!
いつも見た目はもちろん、旬の地元素材を中心にジェラートやシャーベットなどのバランスも絶妙で来る人を楽しませてくれます。
今回は「クロモジ香る 緑茶と梅のパフェ」
クロモジと梅と聞いて、三瓶や大森で咲く花を思い出し、地元らしいイメージのパフェだなあと感じました。
クロモジってご存じですか?
クスノキ科に属する落葉低木の一つで日本固有種なんだそうです。
里山に自生しており、大田市内では三瓶周辺で春先になると山林で黄色くて可愛らしい花を見ることが出来ます。
甘くて爽やかな香りのクロモジは、香木としても有名で高級爪楊枝やクロモジ茶に加工されています。和菓子を頂く時に見ることがありますね。
そして大森で梅と言えば、銀山の抗夫の健康を守る大切なものでした。
今でも「梅まつり」が開催されるなど町には欠かせない花です。
季節のパフェの感想
さっぱりとした甘い香りのクロモジ茶のジェラートと甘酸っぱい梅のシャーベット。
落ち着いた雰囲気の見た目ですが、緑茶のシュークリームや緑茶とアーモンドのグラノーラの食感、緑茶や塩豆の風味がアクセントになって食べすすめていくと緑茶の錦玉がつるりと喉を通っていきます。
和の素材の中にミントシロップが違和感のないのが不思議。
パフェと言っても食後は繊細な和菓子を頂いたような感じがしました。
パティシエの森山淑美さんにお話を聞きました。
いつも絶妙な組み合わせで、どこからこの発想が出てくるのだろうと思うのですが、森山さんは食べることが好きで、色々考えて試してみると楽しそうに教えて下さいました。
発想の豊かさとレシピへの挑戦が、今回も表現されているなあと感じました。
群言堂カフェのパフェは生クリームを使わず、甘すぎないため男性ファンも多いのだそう。
パフェ好きさんには、ぜひおすすめ!
イチゴやブルーベリーなどのパフェは同じ素材でも、その年によって違う工夫がされていて飽きることはありません。発掘スタッフは実は以前からの大ファンで、新しいパフェのお知らせが出るといつもウズウズしてしまいます。
今回は初めての素材の組み合わせで取材が楽しみでしたが、最後までしっかり堪能しました!
木漏れ日の射す窓際からは新緑が見えてお腹も心も癒されますよ~。
石見銀山 群言堂本店について
石見銀山 群言堂本店
住所:島根県大田市大森町ハ183
TEL:0854-89-0077
定休日:水曜(祝日は営業)
営業時間:ショップ・カフェ11:00~17:00(カフェラストオーダー16:30)
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