三瓶町池田地区「花田植え」レポート!22年ぶりの田植囃子に市内外から多くの人が来場!

三瓶町池田地区「花田植え」イベント

三瓶町池田地区で行われた花田植えを見に行って来ました😊
豊穣を祈る農耕神事でもある『田植囃子』や『早乙女』の華やかな田植え姿を見ようと
22年ぶりの田植囃子に市内外から多くの人が来場されました。
日本遺産の構成文化財に登録された田植え囃子の起源は約400年前の戦国時代。
1981年に池田地区の池田と小屋原で保存会を立ち上げました。

三瓶町池田地区「花田植え」

天気が心配されましたが、行ってみると集まった人は約500人!
久しぶりとあって進行も手探りのところがあるということでしたが、田植囃子が会場に響き渡る中、華やかな衣装をまとった早乙女の皆さんが田植えを行いました。

三瓶町池田地区「花田植え」
門がかり、神興し、神の神楽、二つ拍子、八調子、さがりは古くから伝わる民俗芸能を披露。
お囃子に合わせてこの日のために練習もされていたそうです。

三瓶町池田地区「花田植え」

かつての田んぼの仕事には牛も活躍していましたが、この日は箱牛と呼ばれる農耕牛の模型には住民が入り、ユーモラスなパフォーマンスで観客を沸かせていました。
地元の保育園児も可愛らしい姿を披露。
ドイツやスペインから来た男性も法被を着て飛び入り参加されていました。

三瓶町池田地区「花田植え」

田んぼのすぐそばにある会館の前には豚汁のふるまいや、飲食店の出店もあり来場者は復活した伝統的な行事とともに楽しんでいました。

古くから伝わる行事を大切にして守ろうとする地域の皆さんの気持ちが伝わってくる素敵な時間でした。

三瓶町池田地区「花田植え」

 

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