大田市仁摩町にオープンして3年の「道の駅ごいせ仁摩」
すぐ近くには、世界最大の砂時計がある「仁摩サンドミュージアム」や、世界遺産「石見銀山」などの観光スポットがあります。
山陰道が開通し、東部からのアクセスも良くなったため、西部へ足を延ばす観光客の増加も見込まれます。
今回は、開業当初から運営にかかわる駅長の足立さんに、取り組みやこれからの夢などを伺いました。
地元のいいものが集結

日本三大瓦の一つである石州瓦葺きの駅舎では、大田市の豊富な観光資源、食、特産品、伝統文化などの魅力を発信しています。

産直野菜や、ほかの地域にはない『一日漁』でとれた新鮮な魚や、その新鮮さを活かした加工品、焼き物などの伝統工芸品。


地域のお土産だけでなく、ごいせ仁摩オリジナルのバスクチーズケーキやお寿司、お惣菜なども人気です。

また、大田市内だけでなく、周辺の地域の特産品なども多く並んでいます。
「大田市やその周辺の地域にはいいものはたくさんありますが、僕らもまだまだ勉強中。もっと色々深掘りして紹介できると思っています」
足を運ぶたび、新しいいいものと出会えそうな予感がしますね。

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通過点を思い出の地に
ごいせ仁摩のイベントと言えば、まず第一に石見神楽。
屋外の屋根付きのイベントステージで、市内外の神楽社中による上演が毎週のように行われています。
他にも地元ミュージシャンによる音楽祭や、「おしごとフェス」など来場した人も参加できる企画も開催。
スタッフみんなで考えた「お魚解体ショー」や、イベントステージでの「歌まつり」(!)など、道の駅では珍しいイベントが盛りだくさん。
その背景には、「目的地への通過点である道の駅を、ただの通過点で終わらせたくない」という足立さんの思いがありました。
訪れたお客様に、あの道の駅で石見神楽やってたよね!歌えたよね!と思い出してもらえるような場所になるため、様々なイベントを企画されています。
レストランメニューでは、大田のおいしいものをいただけます

海まで車で5分ほどの場所にあるごいせ仁摩。
レストランには新鮮な魚や、地元の野菜を使ったメニューが並びます。
大田市名物の大あなごはもちろん、三瓶そばも人気です。
こちらで食べられるのは、地元でも人気のそば店「そばカフェ湯元」の女性職人さんが打つ十割そば。
やっぱりここ来たからには地元の美味しいものを!ということで、さんべ蕎麦と天ぷらのセットが一番人気です。
レストランメニュー食レポについて・・・こちらの記事をご覧ください。

大田が元気になるような企画を

「大田が元気になるよう、色々とこちらでできることをやってみて、地元のお客様にも還元できればと思っています」
現在、客足が遠のく雨の日だけの特別な企画や、普段はやっていない夜営業もイベント的にできないかと考え中だそう。
道の駅ごいせ仁摩について
まさに、「ごいせ=いらっしゃいませ」の真心が端々に感じられる道の駅。
それは、足立さんが大切にしている『一期一会』の精神に由来するものかもしれません。
また、ごいせ仁摩には、車中泊を楽しめるRVパークとドックランが完備されています。
夕方になるとキャンピングカーがやってきて、外にテーブルを出して地元のグルメを楽しむ姿も見られました。ここを拠点に周辺の観光スポットをまわるという人も。

ドックランは大型犬と小型犬に分かれていて、ここは地元の人も利用されているようです。
このすぐ近くには、ペット同伴が可能な温泉宿もありますよ。

道の駅ごいせ仁摩
〒699-2303 島根県大田市仁摩町大国42番地1
(仁摩・石見銀山ICすぐそば)
定休日:年中無休
営業時間:9:00~18:00
TEL:0854-88-9001
■公式HP
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