
事 業 概 要
1.背景
石見銀山遺跡は、平成19年7月に「石見銀山遺跡とその文化的景観」として、世界遺産に登録されました。
世界遺産登録以降、石見銀山遺跡は全国的にも大きな注目を集め、観光客が急増し登録翌年には多くの観光客が訪れました。
客層は団体客から個人客へと変化してきていますが、現在も多くの観光客が訪れています。
また、産業・教育・保全活動など地域活性化に向けさまざまな取り組みが広がりを見せる中、「石見銀山遺跡とその文化的景観」世界遺産登録10周年を契機として、地域独自の資源を効果的に活かし賑わいを呼び起こすとともに、住民の知恵と力で持続可能な地域社会を実現していくことが求められています。
2.目的
平成29年に「石見銀山遺跡とその文化的景観」が世界遺産登録10周年の節目を迎えます。これを契機に、①大田市民だれもが誇れる歴史・自然・文化の再認識と、②人類共有の貴重な財産である世界遺産を未来に引き継いでいくとともに、来訪者にとっても③魅力ある地域づくりを進め、④交流人口の拡大による経済の活性化を目指します。
3.事業期間
平成27年度~平成30年度
4.事業のねらい
(1)世界遺産石見銀山遺跡の魅力再発見
ユネスコ憲章の平和と人権尊重の精神に基づき、世界遺産石見銀山遺跡に対する認識を深め、ふるさと大田への誇りと愛着を育みます。
(2)世界遺産石見銀山遺跡を未来へ
人類共有の貴重な財産である、世界遺産を後世に守り伝えるため保存と活用を官民一体となって取り組みます。
(3)魅力ある地域づくり
官民一体となった取り組み、多様な分野での広がりにより、地域活性化に繋げていきます。
(4)地域経済の活性化
観光キャンペーンを開催することにより、積極的な情報発信、誘客の促進、受入体制の整備を図るとともに、地域内の消費拡大に取り組みます。
テーマとサブタイトル
1.テーマ
石見銀山ウォーキングミュージアム
大田市には石見銀山遺跡をはじめ、国立公園三瓶山、白砂青松の風景が織りなす山陰海岸など、市民だれもが誇れる歴史・自然・文化があります。
世界遺産登録10周年を契機として、これらを最大限に活かし、来訪者にとっても魅力ある地域づくりを進め、未来に引き継いでいきます。
2.サブタイトル
海のあお・山のみどり・いにしえの銀 世界遺産のまちめぐり
平成29年に「石見銀山遺跡とその文化的景観」が世界遺産登録10周年の節目を迎えます。これを契機に、①大田市民だれもが誇れる歴史・自然・文化の再認識と、②人類共有の貴重な財産である世界遺産を未来に引き継いでいくとともに、来訪者にとっても③魅力ある地域づくりを進め、④交流人口の拡大による経済の活性化を目指します。

成功させるための体制と役割分担
「石見銀山遺跡とその文化的景観」世界遺産登録10周年事業実行委員会(平成27年度~平成30年度)
- 目的
- 「石見銀山」世界遺産登録10周年を契機に、大田市民だれもが誇れる歴史・自然・文化の再認識と、人類共有の貴重な財産である世界遺産を未来に引き継いでいくとともに、来訪者にとっても魅力ある地域づくりを進め、交流人口の拡大による経済の活性化に向け、必要な事業を行うことを目的とする。
- 実行委員長
- 市長
- 副実行委員長
- 各部会の部会長(大田市自治会連合会、大田市観光協会、NPO法人石見銀山協働会議)
- 委員
- 各部会の副部会長(大田市公民館連絡協議会、大田商工会議所、大森町地元代表)、県(観光振興課、世界遺産室、西部県民センター)、市(副市長、教育長、政策企画部長、総務部長、産業振興部長、教育部長)
- 事務局
- 政策企画課
- 役割
- 事業全体の進行管理、事業への助言、部会間の連絡調整など
連絡・報告・助言
